4月19日 18時45分頃 小池都知事 ライブ配信 文字起こし

小池都知事:こちらは新宿、東京都庁、都知事の小池です。ほぼ毎日、18時45分から、新型コロナウイルスに関する東京都の情報を、ライブでお届けいたしております。毎週金曜日は英語でも放送致しております。1日も早く平穏な日常を取り戻すために東京都民の皆さんと共に、感染拡大、ストップしていきましょう。え、さて今日の最新の状況をお伝えいたします。18時時点で、陽性者数が、107名。うち濃厚接触者が40名、えー、今日は海外渡航歴のある方はおられませんでした。その他調査中が67名となっております。そして本日までの陽性者数、ずーっと足し上げまして累計で、3,082名となって、これで3,000人超えとなってしまいました。対しまして、医療機関に改めて全面的に調査を実施しておりまして、把握した退院数ですけれども、こちらの方はですね、368名となっております。で、また軽症者の方々を、えー、病院から、ホテルへと移っていただいている、それらの方を合わせますと今日は26名で、これまでの累計213名が、えー、軽症者のとして移送がされて、お移り頂いてるということです。

え、さて、今日は日曜日ですね。そして夜、平日テレワークなどを色々されてるかと思いますが、今日はご家族で、この配信をご覧頂いてる方も多いかと思います。え、特に小中高生のおられるご家庭、え、普通だったらですね、入学として進級したばかりですよね、4月ですから。えー、友達として勉強の話楽しそうに話す子どもたちの姿を、ご覧になる時期が多いかと思うんですよね。えーところが、今年はこの新型コロナウイルスの影響で、まあ状況はですね、考えられないぐらい変わっています。え、そこでですね、今日は都が先日発表しました緊急対策に補正予算として盛り込んでいるんですが、お子さんの学習についてお伝えをしたいと思います。今、新型コロナウイルスの影響で残念ながら学校は臨時休校が続いているわけです。えー、そのぶん、勉強が遅れるんじゃないか、とご心配の親御さんも多いかと思います。で、そこで都といたしまして、休校中の子どもの皆さんが、あ、学びを止めないようにと、いうことでインターネットを活用したオンライン教育を強力に推進しています。で、今小中学校の子どもさん達に向けて、東京都教育委員会のホームページにですね、学びの支援サイトという特設サイトを開設しております。で、ここではですね基、礎的な学習内容を身につけるドリルを利用できる。また家庭学習に使える動画も紹介していますので、ぜひ観ていただきたいと思います。

それから、高校、特別支援学校では、インターネットを使いまして、課題や授業動画の配信をしています。そしてまた、生徒さんからの課題提出が行えるような、そのような学習を、進めているところです、ま、これからはですね、教員の、先生と生徒が、相互にやり取りできる、オンライン授業の環境を充実させまして、新たな学びのスタイルを作っていきたいと考えています。で、このオンライン教育ですが、今の難しいこの局面を乗り越えるだけではありません、え、ある意味未来を変える大きな可能性を秘めたツールになります。で、子ども達がですね、将来、自分たちの世代が、世代からですね、オンライン教育の学習のスタイルが始まったんだよと、そのように思い出してもらえるように、未来を先取りした学習環境を、スピード感をもって整えていきたいと考えています。

それから学校の臨時休業への対応でありますけれども、先週15日から始まりましたテレビ番組についてお知らせをしておきます。前もちょっとお伝えしたかと思いますけれども、東京MXテレビで、9チャンネルなんですが、平日の朝の8時30分から9時までの30分間、小学生のための東京おはようスクールの放送、スタートしています。この番組ですが、休校中の小学生の家庭生活、そして学習を応援する番組になっていまして、例えば元体操のお兄さんの、小林剛久さんも、出演してくれてまして、楽しく学んだり、運動する工夫をしているところです、で、ちょっと番組の内容を簡単にまとめていますので、ご覧いただきましょうか、はい。

≪動画が流れます≫

小池都知事:とかね、えー、こうやってオンライン学習など情報も発信をしています。で、すでに、あのー、3回放送が終わったところなんですけど、あの、小学生の皆さんからもね、いろんな意見いただいております。例えばよしお兄さんと一緒に身体を動かすことですっきり目が覚めます。うん。優しそうな先生方に教えてもらったことをきっかけに、お家の人と数をかぞえたり、文字を集めたりして勉強しています。えー、それから、ま、こんな嬉しい反響を頂いてます。ご家庭からも朝8時半になると自分からテレビの前に座っています。テレビを見た後、オンライン学習をするようになりましたと、ま、生活そして学習の習慣形成に役立っているとの感想をいただいております。小学生の皆さんそして保護者の皆様方には、これからも毎日、テレビの学校、東京おはようスクールご覧頂きたいと思います。

え、さてここで、この番組を見ていただいている子どもさんにメッセージがあります。新型コロナウイルスという病気が流行っています。この病気は、咳やくしゃみに乗って、人から人へと広がります。手についたウイルスが原因で広がることもあります。自分を、そして家族を、みんなを守るために、コロナウイルスを広げない。そのことが大切なんですね、さあ、そのためにできることがあります。手洗い、うがいをしっかりやること。そして、お家にいること。お友達と一緒に遊びたいでしょうけども今は我慢です。家にずっといるのはつまんないね。友達と遊びたい。どこか面白い所に行きたい。ま、そういう気持ちがあるでしょうが、是非その思いは、ま、持っていて当然ですが、どうぞ皆が同じ気持ちになって外出をたくさんしちゃうと、あっちこっちがですね、色んな所で、この3つの密ができてしまうんですね。密集、密接、密閉。そうすると、自分はもしかしたら感染してないかもしれないけども、一緒にいった大切なお友達や、親、おじいちゃんおばあちゃんが感染してしまうかもしれない。それだけは何としてでも避けていただきたい。さあ、お家にいましょう、STAY HOME。みんなでコロナウイルスやっつけましょう。みーんなのご協力、お願いをいたします。

え、さて、緊急事態宣言から二度目の週末が今日は日曜日の夜ですからね、終わろうとしていますね。こちらちょっとご覧いただきましょう。今日のお昼ぐらいの都内商店街の様子、かなりの人出になっていますね。人と人との間隔を空けて、並んでいる、えー、こういう姿も見られます。ソーシャルディスタンスの意識、え、間を空けるというその意識がですね、浸透している部分も見られます。繁華街では人の流れ、かなり減少していますが、今日の写真を見ると、商店街近くの商店街ではむしろ人が溢れかえって、三密の状態も発生をしているということ。ま、自粛疲れという言葉も聞こえますけども、とんでもないです。自粛は始まったばかりです。この状況を一刻も早く脱するためにも、皆さん一人一人の意識を一つにしていくことが、必要。今が正念場です。生活に必要な買い物の際にも、どうぞ家族総出ではなく、必要最小限の人数での行動、よろしくお願いをいたします。

そして今回、都ではあなたの命を、家族を、大切な人を、社会を守るためということで、お家で過ごそうSTAY HOME。一定の距離を保とうソーシャルディスタンス。これを呼びかけるポスターを作りました。黄色と赤で派手ですね。目につきます。守ってください、ぜひぜひSTAY HOME。そしてソーシャルディスタンス、お家で過ごそう、距離を保とう。昨日から、このポスター、都営、地下鉄、 JR、私鉄各社の主な駅、そして都内の首都高速のパーキングエリア、区市町村関係の施設などで、掲載をしております。改めて都民の皆様にご協力を宜しくお願いを申し上げます。

そして、明日からまた平日、その後連休が控えています。ここで気を緩めてしまいますと、さらなる感染の拡大、医療崩壊という最悪の事態が長々と続くことになります。改めて申し上げます。ウイルスは人と人との接触で感染をするもの。その原点に立ち返って行動してください。STAY HOME。ソーシャルディスタンス、家にいよう、距離を保ちましょう。皆様連休中、外出したいお気持ちをグッとこらえていただきたい。ご自身の命を、家族を、大切な人、社会を守れるのか。それはあなたご自身の行動によって決まります。ここ勝負どころですよ。何度も申し上げます。連休中はぜひお家で過ごして下さい。お家で過ごす、STAY HOME、STAY in TOKYO、SAVE LIVES。家にいましょう、東京にいましょう、命を守っていきましょう。今日もご視聴ありがとうございました。

以上 文字起こし㈱InStyle
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