5月25日 19時20分頃 小池都知事 ぶら下がり会見 文字起こし

記者:東京都のロードマップですが、明日からステップ1に移行ということでよろしいでしょうか。今週末にももう一度対策本部を開かれて、ステップ2への移行ができるか協議をしたいと仰っていましたが、休業要請の緩和はどのように進めて行かれますか。

小池都知事:そうですね、まず、今日、午前0時をもって、ステップ0からステップ1に、えー、進みます。これによって、博物館など、あのー、都の施設もございますけれども、こちらが、あの、休業要請から外れていくと、いうことになります。それから、ステップ2についてですね、あのー、今週末、金曜日、でございますけれども、この日にですね、あの、専門家の皆さんの、ご意見などを伺いながら、あの、移行できるか判断してまいります。あの、モニタリングを始めましたのが、ロードマップ、行程表を定めました15日の金曜日からでございます。えー、そこからちょうど2週間も経つということもありまして、あの、7つの指標などを確認しながら、え、ステップ2への移行ということを考えて。まあ、2週間というのは、それの単位をベースにして、あのー、そこは柔軟に考えておりまして、その後についても、それぞれモニタリングをチェックしながら、進めていきたいと考えています。

記者:先ほどの対策本部の中で、事業者への追加の支援を検討していきたいとありました。具体的にはどういったものがあるんでしょうか。

小池都知事:あの、今回はですね、休業要請にお応えいただいた、ま、第1期と第2期がありますけれども、ま、第2期については今日もって終了と、いうことになります。えー、ただですね、本当に、この間、事業者の皆様方、苦しい思いをされてきた方、たくさんおられます。そういった方々への、あの、さらなる支援ということを考えていきたいと、こう、考えて、このように検討していきたいと思っています。

記者:総理会見で、地方創生臨時交付金を積み増すという表現がなされました。これについては、都の配分額が極めて低いという問題がありますけれども、これの受け止めをお願いします。

小池都知事:ま、1回目はですね、あのー、ま、非常に、えー、この、東京都に対してもですね、あの、感染者数とは全く関係ない、計算で、えー、大変低い、この交付金の配分という形になりました。今回の2兆円というのは、あのー、これまでも議論をされておりました、あの、家賃に対しての補助だと、それが多くを占めるというふうに聞いております。で、この家賃の問題は、やはり、あのー、大都市の問題と、言い換えてもいいかと思うんですね。そういう意味で、今回、この2回目の、この交付金ということについては、是非、あの、国はですね、あの、実態を見て、そして日本経済そのものを支えている、あの-、都市の、ま、他も、地方もそうではありますけれども、今回やはりダメージの大きい部分、えー、で、あの、大都市中心、あの、東京に対してですね、手厚く、あの、支援をしていただきたいと、こう思っています。で、ま、それだけに、あの、これまでもですね、あのー、各党の皆様や、岸田政調会長や、公明党の山口代表にも、その点を、強く、訴えてまいりましたので、是非ここはですね、あの、交付金の配分を、大都市を中心にお願いをしたいと、こう思っております。

記者:1都3県の足並みが揃うことが重要だとおっしゃいました。神奈川県は27日にも多くの業種で休業要請の解除するという方針を示しています。隣県を越えての移動は控えてほしいという話もありましたが、この辺について、受け止めは。

小池都知事:ま、それぞれの、地域の特性もございますが、例えば飲食店などについては、夜10時という点では、足並みも揃ってるかと思います。前に、あの、埼玉の大野知事もおっしゃってましたけれども、あのー、この時間を合わせると、ステップ、の考えた方、それぞれ少々異なりますけれども、いかにして感染症の拡大を、ともに、あの、首都圏で防いでいくかという、その点については、あの、共通しているかと、いうふうに思っております。やはり共にですね。連携しながら、これからも、感染症の拡大防止と、いう点で足並み揃えていきたいと思っています。

記者:ステップ2への移行は、月末に決めるという報道がありましたが、金曜日に開く会議で決めると。

小池都知事:そうですね、あのー、それは、やはり、専門家の皆様方の、ご判断も仰ごうということでございます、あのー、ま、丁度、ステイホーム週間が終わって、え、しばらく経って、人の流れも、だいぶ動いてきているということもありまして、その辺はやはり、あの、しっかりと7つの指標、ま、最も、あのー、例えば、一人陽性者が出て、えー、その、感染の、リンクがですね、まったく終えないという方が出ていくとですね、2番目の、指標の部分がですね、100%追えないという、そういう数字になってしまいますので、その際はですね、えー、あのー、総合的な判断をしていく、などなど、まあそういった、あの、技術面の、問題もありますけれども、しかし、皆様方にわかるような、指標はこれからも提示をさせていただいて、何よりも、有識者の方々に、判断を仰ごうという、そういう、考えです。

記者:呼びかけ方がまた難しくなるかと思いますが、その辺りどのようにお考えでしょうか。

小池都知事:あのー、基本的にはゼロリスクはないと、いうのが、あの、自然界に生きる、我々の、この、基本ではないかなと、いうふうに思っております。しかし皆様方には、その、それがゆえにですね、第2波をどうやって防いでいくのか、ということを、いつも意識も、共通、共有しながら、情報も提供させていただきながら、あの、進めていきたいと、思っています。いずれにしましても、本当に、解除される、ここに至るまでの、あの、都民、事業者、そして、あの、医療従事者、エッセンシャルワーカーの皆さんも、本当に、皆さんの、あの、ご協力があってのことだと、いうふうに感謝、申し上げます。また国に対しましても、色々と、あの、これまで連携とらせて頂いたと、いうこと、改めて、あの、敬意を表したいと思います。以上です。

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