5月7日 19時30分頃 小池都知事 ライブ配信 文字起こし

小池都知事:こちらは新宿、東京都庁、都知事の小池です。え、ほぼ毎日18時45分から、新型コロナウイルスに関します東京都の最新情報、ライブでお届けをいたしております。昨日までのステイホーム週間、皆様方の、多大なるご協力、感謝申し上げます。改めてこのことについて、後ほどお伝えしたいと思います。まずは感謝申し上げます。そして緊急事態宣言ですが、今月末まで延長になりました。一日も早く平穏な日常を取り戻しましょう。東京都民の皆さんと共に、感染拡大、ストップして参りましょう。

え、そして一方でですね、今日の、あの、最新の感染者数をまずお伝えをいたします。今日の感染者は23件、23名。え、そのうち濃厚接触の方が8名。海外渡航歴のある方はいらっしゃいませんでした。調査中方が15名です。え、そしてこれまでに退院をなさった方の累計は、1,932人と、いうことになります。え、それから療養施設で受け入れさせて、ま、ホテルですね、そちらに向かわれた方が6名です。それから、残念なお知らせでございますけれども、本日の死亡例、亡くなられた方が5件、いらっしゃいます。これまでの亡くなられた方々の累計、160人となりました。お亡くなりになられました方々、ご冥福を心からお祈りを申し上げます。

え、さて直近の七日間の平均の、赤い、この折れ線グラフでお示しをいたしております。5月7日現在の直近7日間の平均が、あ、高いですね88.6人となっております。ま、緩やかな減少傾向にはあるんですが、未だに高い水準ということであります。ちょっとまた、ピュッと上がって、ピュっと下がってきてるという、ま、この辺が、皆さんの努力の数字、努力の表れかと思いますので、本当にありがとうございます。さらにウイルスとの戦い、長丁場になると、政府の方も、言っております。引き続き、気を引き締めていきたいと、このように思いますので、よろしくお願いいたします。

さて、今日はですね、えー、リモートで、なんと鳥取県知事の平井伸治知事、ゲストにお迎えをいたしております。平井知事、今日はどうぞよろしくお願いを申し上げます。さて、今回、平井知事にご仲介をいただきましてですね、鳥取県内の事業者から、これ大学の方々も入ってるんですかね、え、東京都に対して、紙製の、このフェイスシールド1万個、ご寄贈いただくことになりまして。はい、私ちょっと被ってみましょうか、はい、こんな感じ。はい、なかなか、あの、これ、使い捨てということなんですが、使い捨てるのもったいないぐらいですが、今日はね、手話通訳の方に、これをつけて頂いて、え、手話の方、お願いをいたしております。ま、医療などの現場で、防護具を確保って言うのは非常に重要の中で、このように、あの、素敵な、またあの、医療の現場などの皆さんも、大変ありがたく感謝されること、間違いありません。ありがとうございます。このフェイスシールドについての話、後ほどお聞きいたすといたしまして、まぁ鳥取県は、あの、これまでの感染者数が、確か3名ということを伺っているんですけども、え、どのような状況なんでしょうか。

平井県知事:私も、東京生まれですから、東京を応援しています。ぜひですね、頑張っていただきたいと思いますし、先ほど小池都知事仰いましたように、やはり、これをなんとか、気を緩めずに頑張ることが大切だと思います。東京が収まりますと、全国が上手くいきます。日本の要でありますので、え、是非応援をして参りたいと思いますが、鳥取県は、小さな県でありますので、ある意味、人が少ないということもあるのかもしれませんが、入ってきた、感染、そのルートを、ことごとく、経っていくと、PCR検査なども多用しまして、え、しっかりと、医療的ケアする。え、そんなような作戦でやってきました。

大都市型ではない、いわば地方型の戦略であります。私たちは私たちの、やり方があったんだと思いますが、先ほど都知事が仰ったように、このゴールデンウィークは、ステイホームを呼びかけていただきました。効果がてきめんでありまして、羽田からお客さん来られたのが、日に20人、30人というぐらいに、激減をしたんですね。砂丘も本当に砂だらけでありましたした。人がいないということでありますけれども、それもやはり、都知事の呼びかけの効果ではないかなと思います。私たちでは、少しもじりまして、鳥取弁で、家に居るんと言います。それから、他県にはでん、といいます。それで、オールデンウィークと言ってですね、ゴールデンウィークをもじっております。

小池都知事:平井知事ですね、あの、観光でも非常に人気のある、あの、鳥取の砂漠であったり、それから砂漠じゃない、砂丘ですね。それから、カニはおいしいですよね、はい。ま、観光という一大産業でありながら、今回は、来ないでと。でも、この、乗り越えたら、是非皆で行きたいという鳥取だと思いますが、まぁ今回はですね、国の緊急事態宣言が延長となって、鳥取県は、あの、今回継続すること、それから緩和する事など、色々この、これからの期間、どのような対策を取って行かれるのか、その辺をご紹介いただけますでしょうか。

平井県知事:やはりあの、東京そして私どものいる地方と、それぞれの道を進みながら、お互いに、将来、結び付き合っていく。それが大切だと思います。私たちは、先ほど、小池知事仰ったように、いま、3名の患者さん、お一人が治っておられますが、2名ということです。ま、そういうことでありますので、できるだけですね、近未来の日本を作っていかなければならないと思ってまして、今日は、あの、子ども達に会ってまいりましたが、学校を再開をさせて頂きました。また、あの、図書館もですね、閲覧室を、幅を取りまして、え、なかなか、こう、出会わないような、形にして、ま、それで、あの、ビニールを、こうやってかけてみたりしました。そのような形で、図書館などもオープンをしております。

そして、経済とか社会の規模を取り戻す実験を、まずは私どものところでやって、いずれは、東京都さんが、しっかりと日本の中枢から、やっていただけように、準備していくのが、私たちの役目だというふうに思ってます。ま、鳥取は、東京都違ってですね、戦略も異なるところがありまして、え、やはり、フィジカルディスタンス、これが取りやすいんですよね。やはり人がいないので、人混みを見つけるのが大変なんです。それで県民の皆様には、人と人との間を取りましょうと、いま呼びかけておりまして、え、だいたい、鳥取和牛一頭分、ジャイアントパンダ一頭分、トリピーというキャラクターが一匹分でございまして、このような形で、幅を取っていただき、移さないようにしましょうと、こんなふうに、新しい生活様式というのを、鳥取から発表していきたいなと思います。

小池都知事:はい、ま、あの、平井知事の素晴らしいアイデアをもとにして、いろんな、あの、新しいやり方、また、有効な方法など、是非、いろんな、あの、例を作って頂ければ、東京都でも学びが多いことになると思います。え、さて、今回ご寄附いただく、このフェイスシールドについて、ちょっとご紹介いただけますでしょうか。

平井県知事:まあこれは、先ほど、小池知事も仰いましたけれども、ま、いま、非常に、このフェイスシールドが欠乏してまして、大変に、あの、求められるところでありますが、鳥取は、鳥取型のシステムといって、え、そこらにあるもんですね、ついたてを作ってみたり、そんなことをやってますが、最近はコンビニでも似たようなことをされるようになってきた思います。ま、そういうような発想もあるわけでありますが、実は、武蔵野赤十字病院の寺岡先生という先生がいらしゃいまして、鳥取大学の藤井先生の方に相談があり、いま欠乏しているので何とか、素早く、え、それで安くできないかと。

実はこのフェイスシールド、通常のものに比べますと、大体10の1から20の1ぐらいの値段でできますし、知事が仰いましたように、使い捨てがききます。普通この、フェイスのところですね、これを交換をするんですけれども、単価よりもこれ一台の方が安いということになります。ですから、非常に扱いやすい形で、ご紹介できるということになりまして、この度ですね、そういうふうに武蔵野赤十字病院のご縁もあったものでありますから、是非、あの、東京都の方に、知事の方にお送りをしたいということで、鳥取大学、サンパックさん、また、メディビートさんとかですね、それからヤママスデザインさんとか、こういうみんなで合作なんですが、各社こぞって完成をされてですね、お送りをすることになりました。ぜひ有効に活用していただければと思います。

小池都知事:ありがとうございます。はい、あの東京は、あの、防護服につきましては、これまでも強毒性のものと、それから弱毒生用のものと、これについては十分、あの、あったんですけども、しかし一方でですね、えー、例えばこれから受付の、いろんな受付がありますよね。それから理美容とか、そういったところにも広く使えるのではないかと、いうふうに思っております。素晴らしい、あの、これからも、あの、人類の歴史は感染症との歴史だという人もいます。また、この、コロナに打ち勝つということが、一番今重要なことでありますけれども、あの、いつ、このような状況がまた起こらないとも限りません。

そういう意味で、このようなノウハウですね、あの、鳥取の方で、しっかりと根付かせていただいたことは嬉しく思いますし、それについても、都民も安心するという風に思います。ありがとうございます。で、そうした中で、こういう風な、あの、大きなご支援をいただいているわけで、東京と、ま、全国各地との連携の、好例を示していただいたと、いう風に思います。まあ、あの、元々は江戸っ子の、平井知事でいらっしゃいます。今回のご支援はですね、東京に対して、このような支援をいただいたこと、本当に感謝を申し上げたいと思いますし、またお互いにいろんなノウハウを共有することによって、安全、安心、そして健康な日本づくり、進めていきたいと思っております。平井知事、どうも今日はありがとうございました。改めて感謝申し上げます。ありがとうございます。今日は、鳥取県の平井知事に、ご出演を賜りました。そしてまた、このフェイスシールド、頂戴いたしましたこと改めて御礼したい、を申し上げたいと思います。

それではここからは、東京都からのお知らせを申し上げます。え。都内の理美容事業者の方に向けた給付金についてのお知らせてあります。え、昨日まで東京都では、命を守るステイホーム週間として、さらなる感染拡大の防止ということで、都民の皆様に不要不急の外出、お控えいただきたいということで、もう本当に皆さんよく、あの、ご協力いただいたこと、改めて御礼申し上げます。そして、理美容の事業者の方々中で、4月30日から5月の6日までの間に、自主的に休業された方々には、給付金を支給することといたしました。で、給付金の受付でありますけれども、今日、え、5月の7日から、スタート。6月の15日、月曜日までの間に、ポータルサイトから Web 申請または、郵送で申請を受け付けております。詳しくはですね、専用のポータルサイトの方を、ご覧いただければと思いますし、また、相談センターの方でも、この給付金に関する問い合わせ、受け付けておりますので、是非ご覧いただきたいと思います。

それからですね、え、同じく協力金の関係でありますけれども、えー、協力金、給付金の対象の拡大をするということで、感染拡大防止協力金、それから今ご紹介した理美容事業者の自主休業に係る給付金の、支給対象、中小企業と個人事業主を対象としておりましたが、これに加えまして、従業員の規模と活動内容が、中小企業と同じ程度のNPOの、NPO法人、一般社団法人、一般財団法人、事業協同組合等も、対象に、含むことと致しました。こちらの方もですね、専用ポータルサイトで、ご確認を頂きたいと思います。東京都緊急事態措置等感染拡大防止協力金相談センター、長いですね、こちらの方でご案内いたしております。

え、さて、この、ステイホーム週間の間、ずっとお家にいらして、運動不足になった。気分をリフレッシュしづらいと感じておられる方もいらっしゃるかと思いますが、東京都では、都民の皆様に、お家で運動を楽しんで、リフレッシュしていただける、そんな気軽にできる運動をご紹介しているんです。例えばですね、東京都障害者スポーツ協会が考案した、障害のある方も、ない方も安全で簡単に取り組んでいただける運動。それから高齢者の方におすすめの、筋力の維持、あの、筋肉ですね、筋力の維持に効果的な体操を動画で配信をしています。それから誰もが知ってるラジオ体操ですね、これアプリを活用して、楽しく取り組めるキャンペーンも、実施をしています。

それからお家でのテレワークの合間に、運動でリフレッシュしていただけるような、簡単エクセササイズ、気軽に取り組める、ついでにスポーツ、これなんかできそうだな。え、ということであります。それから、お家でできますトレーニング動画、アスリートからのメッセージ、お寄せ頂いております。で、元女子マラソン選手で、もうご紹介する必要ないかもしれません。見てください、このスポーツジャーナリスト増田明美さんの、お姿。なんと窓拭きをしながら。楽しく運動しましょうという、ちょっと動画、動くかな。





動画:皆さん、こんにちは増田明美です。ステイホーム、いろいろ工夫をして過ごしていると思います。私は、家の掃除を、結構、してますよ。いい運動になるんですね。今日は1つ、窓拭きを紹介しますね。体をこう大きく動かしながら、窓を拭くと、肩甲骨がよく、動くんですね。

小池都知事:なるほど。ということで、増田明美さんの姉さんかぶりを見られるのは、この動画しかないと思いますよ。ぜひご覧いただきたいと思います。お家で過ごす時間、楽しく健康に過ごせますよう、ご覧いただければと思います。さて、昨日までのステイホーム週間、多くの皆様ご協力、本当にありがとうございました。とは言えですね、これからが、むしろ正念場であります。で、そういう中で、この期間もアスリートの皆さんがたくさんの応援メッセージもいただいたりして、なんとかステイホーム週間、充実していただくように、ま、考えてみたら、今日、木、金で、7、8、あと、9、10が続きますから、もう10日の、日曜日まで。ま、もっと言えば、5月31日までが、今回の緊急事態宣言の期間中でございます。是非是非、また、動画もご覧いただきながらですね、あの、自らの、この、ま、滅多にこんなことがないようにしたい、時間でありますけれども。ぜひいろいろと工夫して、ステイホーム週間の延長、皆様方の実りある時間を過ごしていただきたいと思います。

是非この後も、本日のこの後もですねアスリートの方々の動画が、あの、香川真司さん、サッカーのね、香川真司さん。渡嘉敷来夢さんは、バスケット。それから、黒後愛さんはバレーボール。石川真佑さんは、同じくバレーボール。え、寺川綾さん、あの、素敵ね、スポーツキャスターですね。本当にありがとうございます、ご協力いただいて。こういった形で皆さんとともに、このウイルスと、戦うと、いうことで、アスリートの皆さんとともに、そしてまた都民の皆さんすべてと、そしてまた、鳥取の皆さんと一緒に、この、ウイルスに打ち勝つように、引き続きよろしくお願いを申し上げます。え、本日は、鳥取県の平井知事に、ご出演をいただきました。え、これからもですね、あの、街にいる人の数を減らす、人との距離を取る、向き合わない。この2つの徹底で、短期間での感染の収拾へと、繋げて参りましょう。引き締め、改めて、気を引き締めながら、引き続きのご協力、よろしくお願いを申し上げます。ご視聴、誠にありがとうございました。

以上 文字起こし㈱InStyle
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