5月13日 15時30分頃 小池都知事 保健所・病院を視察後ぶら下がり会見 文字起こし

記者:視察の感想をいただけますでしょうか。

小池都知事:えー、今日はですね、多摩地域の、あの、医療の、拠点となっております、え、多摩総合医療センター。そしてまた、あの、府中の、えー、保健所ですね。えー、そしてまた、このすぐそばにあります、え、医療センターのすぐそばにあります療育センター、を視察をいたしました。まずは、あのー、府中の保健所でありますけれども、本当に、あの、皆さん、あのー、ま、今日は数も少なく、えー、静かではありましたけれども、え、一時期は本当にあの、戦場のようだったということを、想像いたします。え、そしてそこで頑張ってくださったということで、ねぎらいたいと思います。

ちなみに、あの、府中の保健所は、あの、都としての直営になっておりますので、あそこで働いている、あの、多く女性がたくさん保健師の方々おられたかと思いますけれども、あのー、都の職員に、位置付けられます。え、そしてあのー、この多摩地域の、医療の、ま、一つ、拠点になっておりますので、あのー、府中の、保育、失礼、府中の保健所というのは、非常に、多摩地域にとっても、あの、重要な、位置づけになっている。え、そこで頑張っておられる皆さんも、激励をして参りました。

え、それからあのー、こちらの、多摩総合医療センターでありますけれども、あのー、陰圧室など、これまで結核で、の、患者さん用に使われていた部分を、大きく、あの、今回の、あの、コロナ対応に変えて、え、そして、重症以上の方々も、ECMOなども動かしながら、あの、命を救ってくださっているという現場、見てまいりました。で、あの、明確に、あの、クリーンなところと、そうでないところ、明確に分け、そしてまた、あの、外来の、一般の外来の皆さんがお座りになるような椅子の部分もですね、ソーシャルディスタンスを、取っていただくような、色々な、あの、おー、仕組み、仕掛けということを徹底していただいております。

で、またあのー、院内感染が、非常に、東京でも問題になってきて、参りましたけども、それについても、色んな知見でですね、あの一つのモデル地域、モデルセンターとして、えー、これからも、東京全体に、そのノウハウを広げていきたいと、いうふうに感じております。ま、ちなみに、まだ、あの、3時半なので、え、まだ、最終の数字は入っておりませんけれども、今日は、あの、ステイホーム週間の、まだ、あー、効果が出ている。皆さんのご協力もあって、え、10前後というふうに聞いております。逆にこのことが緩みを呼んでですね、また、あの、第2波を誘うようなことになってはいけませんので、え、引き続きご協力を、いただきたいと存じます。

記者:緊急事態宣言の解除の条件として、直近1週間で10万人あたりの感染者数が0.5人という基準が目安として検討されていいますが、このことについてどのように受け止めておられますでしょうか。

小池都知事:あのー、明日、あの、国の検討についての発表があるというふうに伺っております。ま、その数字と、その、どういうコンセプトでっていうのは、また確認をしていきたいと思っています。いろんな、あのー、目安なども参考にしながら、東京都として、なすべきことを重ねたい、と思っています。

記者:高田川部屋の勝武士さん、28歳の若さで亡くなられました。保健所への電話が繋がらず、受け入れる医療機関も見つからないとのことでした。このことについて受け止めをお聞かせください。

小池都知事:あの、まだ、わずか28歳の、力士の方が、あー、コロナでお亡くなりになるというのは、あー、大変衝撃でもあります。え、そしてこの、コロナと、この感染症というのは、本当に年齢を問わずですね、襲いかかってくると、いうことを改めて、感じるところであります。で、今回どのような形で、対応がされていたのか、よく、あの、確認をしたいと思いますし、また、あのー、東京ルールと申しまして、この、救急車の、によるですね、搬送先の、あのー、確保ということについては、あのー、この、コロナの、一番激しい時は、非常に、あのー、問題があったということでございますが、今あの、今はですね、各、あの、都立の病院など、必ず、病床を確保しつつ、また、受け入れ体制も整備を致しておりますので、その当時は、様々課題があったかと思いますが、その辺は、よく検証して、いきたいと思っております。何よりも心から、あの、お悔やみ申し上げたいと思います。

あのー、保健所の皆さんは、最前線で、本当に頑張ってこられた、わけです。で、その辺りで、あの、一番人数の多かったところ、ここ、あの、修正させて頂いて、最多が203名の感染者が、あ、204名、えー、の感染者が出たわけでありますけれども、あのー、しっかりと、そのデータの処理と、あの、すでに、あの、センターを作って、データセンターを作って、えー、これまでの、数字の精査、そして、え、新しい数字についてですね、きっちりと、あの、確保されるように、あの、しておりますので、えー、まず、あの、これまで、えー、課題があった部分を、かなり直接、病院などに問い合わせることによって、えー、より精度の高い数字が、確保できてるというふうに思っております。

え、それに加えて、厚労省が、あの、オールジャパンのシステムとして、保健所からの、また、様々な医療機関からの、数字をですね、あの、一元的に、あのー、管理をするという、新しいシステムが、あの、まもなく稼働するかと思います。ま、いろんな、あのー、課題を経てですね、えー、こういった、あのー、緊急の、また、医療という一番命につながる部分の、正確なデータが確保できる、ということに向けて、え、都としても様々、あの、これ、データの確保につとめていきたいと考えています。じゃあどうぞよろしくお願いします。

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